ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

関節リウマチを治療するルチンを含むリポソーム製剤の開発・最適化・評価

Development, Optimization, and Evaluation of Rutin-Loaded Liposomes in the Management of Rheumatoid Arthritis

著作名:
Gunjan Nautiyal
Shiv Kant Sharma
Dhirender Kaushik
Parijat Pandey
出典:
Current Drug Delivery
2025
22
in press
DOI:
10.2174/0115672018321817241120075724
キーワード:
ルチン
リポソーム
抗酸化作用
抗炎症作用
関節リウマチ
要旨:
薄膜水和法にてルチンを含むリポソーム製剤を調製し、製法をBox-Behnken実験計画法にて最適化した。得られたナノ製剤の粒径は167.1 nmで、ゼータ電位は−13.50 mVであり、ルチンの封入効率は61.22%であった。ナノ製剤のバイオアベイラビリティ・抗酸化作用・抗炎症作用はフリーのルチンと比べて大幅に高まっており、関節リウマチの治療薬として期待できる。