HepG2細胞のmTORとNrf2 発現に及ぼすグルコースおよびケルセチンの影響(糖尿病と癌の関連)
In-Vitro Analysis of Glucose and Quercetin Effects on mTOR and Nrf2 Expression in HepG2 Cell Line (Diabetes and Cancer Connection)
- 出典:
- Nutrition and Cancer
- 2018
- 70
- 770-775
- DOI:
- 10.1080/01635581.2018.1470654
- 要旨:
- グルコース(5.5, 30, 50 mM)もしくはケルセチン(25 µM)の存在下で、HepG2を培養した。30および50 mMのグルコースは、48時間でmTORの発現を増加したが、72時間後には30 mMのみで増加した。Nrf2の発現は、グルコース50 mMにて増加した。ケルセチン(25 µM)は、グルコースが増大したmTORとNrf2の発現を軽減する挙動を示し、高血糖における酸化ストレスの軽減をHepG2にて再現した。