ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

ケルセチンとヒト由来間葉系幹細胞との組合せは、トール様受容体3シグナル伝達の活性化を介して、TNF-αまたはインターフェロン-γで刺激した末梢血単核細胞を調節する

Quercetin Combined With Human Umbilical Cord Mesenchymal Stem Cells Regulated Tumour Necrosis Factor-α/Interferon-γ-Stimulated Peripheral Blood Mononuclear Cells via Activation of Toll-Like Receptor 3 Signalling

要旨:
ヒト由来間葉系幹細胞が関節リウマチに有効であることは知られているが、ケルセチンとの組合せ効果を初めて検証した。末梢血単核細胞に刺激を与えてリウマチの状態にした。ケルセチンは、間葉系幹細胞が有する免疫調整作用を増強した。そのメカニズムは、Akt/IκBシグナル伝達の阻害と、Toll様受容体-3(TLR3)の活性化である。