ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

ケルセチンの抗リウマチ効果と、最近のナノ製剤の開発

Anti-rheumatic effect of quercetin and recent developments in nano formulation

著作名:
Feng Guan
Qi Wang
Yongping Bao
Yimin Chao
出典:
RSC Advances
2021
11
7280-7293
DOI:
10.1039/D0RA08817J
キーワード:
総説
ケルセチン
関節リウマチ
ナノ製剤
要旨:
ケルセチンの抗関節リウマチ作用を報告した論文をハイライトした総説。ケルセチン単体の事例に比べて、ナノ製剤化した研究例が圧倒的に多い。従って、ナノ化戦略・水溶性の改善・バイオアベイラビリティの向上・ナノ製剤からケルセチンの放出・経皮吸収の各章に分けて、ナノ製剤化を詳しく論じている。なお、評価法は全て動物実験もしくはvitroであり、臨床研究の例はない。