ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

卵巣摘出ラットの心再灌流における不整脈は、ケルセチンが感受性を低下する

Quercetin Reduces the Susceptibility to Cardiac Reperfusion Arrhythmias in Ovariectomized Rats

要旨:
閉経で女性ホルモンが減少すると、循環器疾患とりわけ虚血性心疾患のリスクが高まる。卵巣摘出したラットにケルセチンを投与し、心虚血再灌流を行った。ケルセチンは対照と比べて顕著に心筋梗塞のサイズを縮小し、不整脈感受性を減少した。ケルセチンはまた、ミトコンドリアの膨張を抑制して、対照と比べてATPの産生が増加した。