ケルセチンはp38MAPKを介したオートファジーを調節して、椎間板変性症を緩和する
Quercetin Alleviates Intervertebral Disc Degeneration by Modulating p38 MAPK-Mediated Autophagy
- 出典:
- BioMed Research International
- 2021
- 2021
- 6631562
- DOI:
- 10.1155/2021/6631562
- 要旨:
- 椎間板変性症の要因、髄核細胞のアポトーシスおよび細胞外マトリックスの分解は、ケルセチンが阻害した。Vitro: 髄核細胞に過酸化物で酸化ストレスを与えた際、ケルセチンの添加は細胞生存率を伸ばし、アポトーシスを抑制し、Baxの発現抑制とBcl-2の発現促進を認めた。ケルセチンはまた、コラーゲンIIおよびアグレカンを増やし、MMP-13を減少させて細胞外マトリックスの安定化に貢献した。Vivo: ラットの尾を穿刺して椎間板変性症を惹起したモデルにて、ケルセチンは保護効果を発揮した。