2007–2010年の米国全国健康栄養調査が示す、中高年のフラボノイド摂取と夜間頻尿との逆相関
Inverse association between dietary flavonoid intake and nocturia in middle-aged and older adults from NHANES 2007–2010
- 出典:
- Scientific Reports
- 2025
- 15
- 4423
- DOI:
- 10.1038/s41598-025-88681-2
- 要旨:
- 中高年のフラボノイド摂取と夜間頻尿との関連とを調査したコホート研究。2007–2010年のNHANES(米国全国健康栄養調査、National Health and Nutrition Examination Survey)における、40歳以上の計5,926人分のデータを解析した。その結果、フラボノイドの摂取は夜間頻尿と有意に関連しており、夜間頻尿の発症リスクを7%減少(オッズ比: 0.93, 95%信頼区間: 0.88, 1.00, P=0.036)した。個別では、ケルセチン・イソラムネチン・ケンフェロール・カテキン・ペオニジンが寄与している。