高尿酸血症の治療におけるケルセチンフィトソーム™の有望な効果: 臨床研究の結果
Potential pharmacological effect of Quercetin Phytosome™ in the management of hyperuricemia: results from real-life clinical studies
- 著作名:
- Francesco Di Pierro
- Fazle Rabbani
- Meherullah Tareen
- Roohi Nigar
- Amjad Khan
- Nicola Zerbinati
- Maria L. Tanda
- Massimiliano Cazzaniga
- Alexander Bertuccioli
- Paolo Falasca
- Gabriele Damiani
- Nicola Villanova
- 出典:
- Frontiers in Nutrition
- 2025
- 12
- 1519459
- DOI:
- 10.3389/fnut.2025.1519459
- キーワード:
- コホート研究
- ケルセチンフィトソーム
- 高尿酸血症
- 要旨:
- ケルセチンフィトソーム™ (QP)の摂取と高尿酸血症との関連とを調査したコホート研究。2021年9月~2024年4月における、イタリア内の臨床データに基づく。コホート1は健常者164名で、QP摂取者87名とプロバイオティック摂取者77名から成る。QP群はQuevir (Pharmextracta製)500 mgを毎日摂取した。90日間の摂取期間が終了した後、QP群の男性39名は血中尿酸値が15.2%減少し(P<0.01)、女性48名は13.8%減少した(P<0.01)。一方、プロバイオティック群の尿酸値は、男女ともに有意な変化がなかった。コホート2は軽度の高尿酸血症の22名で、メタボリックシンドロームと診断されている。コホート1と同様に、90日間のQP摂取にて血中尿酸値が13.1%減少し(P<0.01)、中性脂肪も10.2%減少した(P<0.05)。コホート3は肥満症と高コレステロール血症の64名で、正常尿酸値の22名と中度の高尿酸血症の42名から成る。中度の高尿酸血症の42名のうち20名はコホート1および2と同様にQPを摂取し、それ以外の44名はベルベリン製剤とモナコリン製剤を併用摂取した。QP群は血中尿酸値が13.7%(P<0.01)、中性脂肪は20.8%(P<0.01)減少したが、ベルベリン/モナコリン群の尿酸値には有意な変化がなかった。