ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

シクロホスファミドが誘発した精巣損傷に間葉系幹細胞とケルセチンが及ぼす影響

Impact of Mesenchymal Stem Cells and Quercetin on Protection of Testis Against Cyclophosphamide-Related Damage

要旨:
シクロホスファミドを投与したマウスの精巣は、ジョンソンスコア(精巣生検の結果の数値化)が低下し、精細管が縮小し、精上皮を薄くした。精巣組織のカタラーゼとSODは減少し、マロンジアルデヒドは上昇して、シクロホスファミドは酸化ストレスをもたらした。しかし、ケルセチンの腹腔内注射(75 mg/kg)もしくは骨髄間葉系幹細胞の精巣組織への移植(1 x 10^6)は、この様な異常を改善して、抗酸化作用に基づく精巣保護効果を発揮した。両者の併用処置は、それぞれの単独処置よりも良好な結果を与えた。