ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

ケルセチンはNY1DD導入遺伝子マウスにおける、低酸素再酸素化で誘発した病態生理学的重症度を改善する

Quercetin Completely Ameliorates Hypoxia–Reoxygenation-Induced Pathophysiology Severity in NY1DD Transgenic Sickle Mice: Intrinsic Mild Steady State Pathophysiology of the Disease in NY1DD Is Also Reversed

要旨:
血流閉塞は鎌状赤血球症の典型的な症状であるが、遺伝子導入した血流閉塞のモデルマウスを用いて、ケルセチンの薬効を評価した。同マウスを低酸素再酸素化すると血流閉塞が悪化したが、再酸素化の前にケルセチンを投与すると防止できた。