ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

多機能性ケルセチン/ホルデイン/キトサンナノ粒子: 抗生物質を使用せずに創傷治癒を加速する戦略

Multifunctional quercetin-hordein-chitosan nanoparticles: A non-antibiotic strategy for accelerated wound healing

要旨:
ケルセチンの安定性とバイオアベイラビリティを向上すべく、ホルデイン/キトサンナノ粒子に封じ込めて自己組織化した。得られたナノ製剤の粒径は435.5±2.9 nmで、ゼータ電位は−11.0 mVであった。ナノ製剤は低濃度で抗菌活性を示し、通常の黄色ブドウ球菌の最小発育阻止濃度は512 ppmであり、メチシリン耐性黄色ブドウ球菌に対しては256 ppmであった。動物創傷モデルにてナノ製剤は、フリーのケルセチンと比べて創傷治癒と細菌の除去が顕著に向上した。