ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

ネットワーク薬理学とRNAシーケンスを統合して、ドキソルビシンが誘発した心毒性におけるイソケルシトリンの保護効果を探る: 新規遺伝子の同定

An Integrated Network Pharmacology and RNA-seq Approach for Exploring the Protective Effect of Isoquercitrin in Doxorubicin-Induced Cardiotoxicity: Identification of Novel Genes

要旨:
RNAシーケンスの結果、ドキソルビシン投与により7855個の調節不全遺伝子が明らかになり、イソケルシトリンとの併用で3853個に減少した。これらの遺伝子情報を元に、ネットワーク薬理学解析を行った。IL6・IL1B・IL10・CCL19・CD27・CSF1R・ADRB2・GDF15・TNFRSF10B・PADI4が上位10件のハブ遺伝子であり、イソケルシトリンはCCL19・IL10・PADI4・CSF1Rの発現を下方調節した。ドキソルビシンで刺激したヒト由来心筋細胞AC16にイソケルシトリンを投与すると抗炎症作用を認めたが、CCL19とPADI4の低減が顕著であった。