ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

Echeveria subrigida葉抽出物に含まれるイソラムネチン-3-O-グルコシドは、PI3K/Akt経路を介してラットの糖尿病に効果を示す

Echeveria subrigida Leaf Extracts Standardized for Isorhamnetin-3-O-Glucoside Show Antidiabetic Effects via the PI3K/Akt Pathway in Rats

要旨:
ストレプトゾトシンで惹起した糖尿病のモデルラットに、Echeveria subrigida葉抽出物(エタノールもしくはメタノール抽出物)を投与した。両抽出物とも、ポジコンに使用したメトホルミンと同等に、経口グルコース負荷試験の結果を改善し、血中レプチン濃度を正常化し、膵組織の炎症を軽減した。イソラムネチンの投与では糖尿病の治療効果は弱い一方で、両抽出物の主成分はイソラムネチン-3-O-グルコシドであり、3位のグルコースが活性出現の鍵であった。