高尿酸血症のモデルに動物おけるケルセチンの保護効果と作用メカニズム: システマティックレビューとメタ解析
Protective effects and mechanisms of quercetin in animal models of hyperuricemia: A systematic review and meta-analysis
- 出典:
- Pharmacological Research
- 2025
- 213
- 107665
- DOI:
- 10.1016/j.phrs.2025.107665
- 要旨:
- 動物実験にてケルセチンの投与が高尿酸血症の改善効果を報告した論文20件の、システマティックレビューとメタ解析を行った。ケルセチンは腎機能を改善し、酸化ストレス・脂質代謝・輸送蛋白質に関連する複数のシグナル伝達経路を調節して、尿酸値を低下した。ケルセチンは、血中のクレアチニン(標準化平均値差(SMD): -4.29, 95%信頼区間: -6.48, -2.10, P=0.0001)および尿素窒素(SMD: -3.08, 95%信頼区間: -4.80, -1.35, P=0.0005)を顕著に低下し、有機アニオントランスポーター1のmRNAの発現(SMD: 2.72, 95%信頼区間: 0.45, 4.99, P=0.02)を上昇した。また、ケルセチンが高尿酸血症に顕著な効果を発揮する経口投与量は、100~200 mg/kgであった。