ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

ケルセチンナノ製剤: 腫瘍治療の有望な戦略

Quercetin nanoformulations: a promising strategy for tumor therapy

要旨:
ナノ化したケルセチンの抗癌作用に焦点を当てた総説。まず、ケルセチンの癌と関係が深い薬理作用を、細胞周期の停止・アポトーシス・オートファジー・薬物および放射線への耐性・血管新生阻害・遊走および転移の阻害・免疫応答の調節に章分けして述べている。次にナノ化の実例として、リポソーム・ポリマーミセル・PLGAナノ粒子・MOFナノ粒子・生体高分子ナノ粒子・無機ナノ粒子・その他に分類して論文を整理した。