ルチン・β-カゼイン・β-ラクトグロブリンの相互作用の機構: マルチ分光法・分子ドッキング・分子動力学シミュレーションを用いる包括的な解析
Elucidating the interaction mechanism of rutin with β-casein and β-lactoglobulin: A comprehensive analysis using multi-spectroscopy, molecular docking, and molecular dynamic simulations
- 出典:
- Food Chemistry
- 2025
- 476
- 143411
- DOI:
- 10.1016/j.foodchem.2025.143411
- 要旨:
- 蛍光スペクトルは、ルチンがβ-カゼインおよびβ-ラクトグロブリンと自発的な結合と二次構造の変化を示唆し、298 Kにおける結合定数は42.5x10^3および2.10x10^3 L/molであった。分子ドッキングの結果、疎水性相互作用と水素結合が、ルチンと両蛋白質との安定化に寄与した。分子動力学シミュレーションの結果、ルチンとの親和性はβ-カゼインの方がβ-ラクトグロブリンよりも高かった。