ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

ドキソルビシンとラパチニブを介した細胞とミトコンドリアの応答における、ケルセチンの役割

Exploring the role of quercetin on doxorubicin and lapatinib-mediated cellular and mitochondrial responses using in vitro and in silico studies

要旨:
ドキソルビシンとラパチニブの肝毒性における、ケルセチンの保護効果をHepG2細胞を用いて検証した。ドキソルビシンで刺激したHepG2細胞にケルセチンを投与すると、ATPの枯渇が更に悪化して、ミトコンドリア機能障害を促進した。一方、ドキソルビシンの代わりにラパチニブを用いると、ケルセチンはATPのレベルを上昇した。