ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

ケルセチンのバイオアベイラビリティの改善: ヒト介入研究のシステマティックレビューとメタ解析

Improving quercetin bioavailability: A systematic review and meta-analysis of human intervention studies

要旨:
2024年7月までに報告された、製剤や食品を経口摂取したヒト臨床試験における、ケルセチンのバイオアベイラビリティを評価した計31件の論文をシステマティックレビューおよびメタ解析した。ケルセチンの3位にオリゴ糖が結合するとバイオアベイラビリティが、ケルセチン-3-グルコシドの2倍、ケルセチン-3-ルチノシド(ルチン)の10倍、ケルセチンアグリコンの20倍にそれぞれ向上した。ケルセチン-3-グルコシドとγ-シクロデキストリンとの包接複合体はケルセチンアグリコンの10.8倍、フェヌグリーク由来ガラクトマンナンおよびレシチンとの自己乳濁液は62倍、レプチンフィトソームは20.1倍にそれぞれ向上した。食品製剤にて食物脂肪や食物繊維と共摂取すると、ケルセチン単独時の2倍に向上した。