新規DDSとしてのケルセチンPEG化リポソーム製剤、子宮頸癌へのin vitroおよびin vivo効果
Effect of a Drug Delivery System Made of Quercetin Formulated into PEGylation Liposomes on Cervical Carcinoma In Vitro and In Vivo
- 著作名:
- Jian Li
- Zhen Li
- Yanting Gao
- Shihe Liu
- Kun Li
- Shuai Wang
- Liming Gao
- Ming Shi
- Zhiwei Liu
- Zengsheng Han
- Yan Qiu
- 出典:
- Journal of Nanomaterials
- 2021
- 2021
- 9389934
- DOI:
- 10.1155/2021/9389934
- 要旨:
- ポリエチレングリコール(PEG)にケルセチンリポソームを担持した製剤を作成し、フリーのケルセチンおよびPEG化していないケルセチンリポソームと、薬効を比較した。ヒト由来子宮頸癌細胞株HeLaへのIC50値は、PEGケルセチンリポソームが3.0 μM、ケルセチンリポソームが3.3 μM、ケルセチンが5.5 μMであった。また、子宮頸部癌腫細胞U14を移植したマウスモデルでは、PEGケルセチンリポソームが他の2つと比べて顕著に、腫瘍組織を縮小した。