ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

ルチンもしくはイソスカフトシドが共有結合したピーナッツアレルギー蛋白質Arah3は、誘発する腸バリア機能障害と炎症が弱まり、フラボノイドの抗酸化作用を強化する

Covalent conjugation with dietary flavonoids Rutin and Isoschaftoside ameliorates intestinal barrier dysfunction and inflammation induced by Peanut allergy protein Arah 3 and enhances their antioxidant properties

要旨:
ピーナッツアレルギーの原因蛋白質Arah3と親和性の高いフラボノイドを分子ドッキングにてスクリーニングしたところ、ルチンとイソスカフトシドがヒットした。両フラボノイドともにArah3と共有結合を形成し、その結果Arah3の折畳み構造が減少した。フラボノイドが結合したArah3結合体を腸管細胞に投与すると、非結合体と比べてIL-6・IL-8・MCP-1が顕著に減少した。従って、フラボノイドの結合により、Arah3が誘発する腸バリア機能障害と炎症が軽減した。Arah3結合体はまた、フリーのフラボノイドに比べて抗酸化作用が向上した。