ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

イソラムネチンは尿酸代謝を調節して高尿酸血症を改善し、PI3K/AKT/NF-κBシグナル伝達経路を介して腎炎を緩和する

Isorhamnetin Ameliorates Hyperuricemia by Regulating Uric Acid Metabolism and Alleviates Renal Inflammation Through the PI3K/AKT/NF-κB Signaling Pathway

要旨:
オキソン酸カリウムとヒポキサンチンで惹起した高尿酸血症のモデルマウスにイソラムネチンを投与すると、血中の尿酸値を低下し、キサンチンオキシダーゼの活性が低下した。イソラムネチンはGLUT9の発現を下方調節して尿酸の再吸収を阻害すると共に、ABCG2・OAT1・OAT3の発現は上方調節して尿酸の排出を促進した。メタボロミクス解析の結果、イソラムネチンの投与によるプリンおよびリボフラビン代謝障害の回復を示唆した。イソラムネチンはまた、PI3K/AKT/NF-κBシグナル伝達を阻害して腎組織の炎症サイトカイン(TNF-α・IL-1β・IL-6)を低下した。