ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

ケルセチンを担持した磁性ナノ粒子: ヒト乳癌細胞の治療に有望なツール

Quercetin-loaded magnetic nanoparticles: a promising tool for antitumor treatment in human breast cancer cells

要旨:
ケルセチンのバイオアベイラビリティを向上すべく、表面をポリエチレングリコールでコーティングした磁性酸化鉄ナノ粒子をキャリアに考案した。得られたナノ製剤のFR-IRスペクトルはケルセチンの導入を定性的に確認し、UVスペクトルは定量的な情報を与えた。ヒト由来乳癌細胞株MCF-7にて、ナノ製剤はフリーのケルセチンと比べて阻害活性が向上した。静磁場を利用してケルセチンの標的送達が達成され、標的の乳癌細胞内の蓄積と選択的なアポトーシスを誘導した。