韃靼そば中のケルセチンは、蛋白質凝集に対抗してオートファジーを誘発する
Quercetin in Tartary Buckwheat Induces Autophagy against Protein Aggregations
- 出典:
- Antioxidants
- 2021
- 10
- 1217
- DOI:
- 10.3390/antiox10081217
- 要旨:
- ヒト由来子宮頸癌細胞株HeLaを用いる、韃靼そばのエタノール抽出物の薬効評価。韃靼そばエキスは、ラパマイシン標的蛋白質の複合体(mTORC1)の基質であるUlk1・S6K・4EBPの脱リン酸化を促進して、mTORC1の活性を低下した。その結果、HeLaのオートファジーを誘導した。韃靼そばエキスはまた、肝細胞癌細胞株Huh-7にも同じような挙動を示した。