ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

アルテミシニンとケルセチンを含むナノ乳濁液のin vitroおよびin vivoにおける有効性: マラリアの経口治療法を改善する有望な戦略

Preliminary evaluation of the in vitro and in vivo efficacy of a novel nanovesicle-doped nanoemulsion co-loading artemisinin and quercetin as a promising strategy to improve the oral malaria therapy

要旨:
マラリアの治療を念頭に置き、経口投与によるアルテミシニンとケルセチンの共送達を実現すべく、両者を含むナノ乳濁液を設計した。ナノサイズの油滴とラメラ小胞が共存するハイブリッド分散液として得られ、粒径は61 nmでゼータ電位は−47 mVであった。ナノ乳濁液は、熱帯熱マラリア原虫(Plasmodium falciparum)3D7株の生育を阻害し、IC50値は9 ng/mLであった。ヨーエリマラリア原虫(Plasmodium yoelii)に感染したマウスにナノ乳濁液を投与すると、アルテミシニンの単独処置時と比べて生存率を顕著に改善した。