ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

ヒトメタニューモウィルス感染症に対抗する、ケルセチンを基盤とするナノ製剤の研究

Exploring quercetin based nano formulation in combating human Metapneumovirus infections

要旨:
分子ドッキングの結果、ケルセチンはヒトメタニューモウィルス(hMPV)のマトリックス蛋白質と高い親和性(−8.8 kcal/mol)を示し、hMPVの複製の阻害を示唆した。hMPVに感染したモデル動物にケルセチンを担持したナノ粒子を投与すると、NF-κBおよびIRF-3経路を遮断して肺損傷を軽減した。