MCF-7細胞における生存率・ナノメカニカル物性・BAX/BCL-2遺伝子発現への、オメガ3およびオメガ6脂肪酸と結合したケルセチンエステル誘導体の効果
The effects of the esterified Quercetin with omega3 and omega6 fatty acids on viability, nanomechanical properties, and BAX/BCL-2 gene expression in MCF-7 cells
- 出典:
- Molecular Biology Reports
- 2021
- 48
- 5161–5169
- DOI:
- 10.1007/s11033-021-06516-5
- 要旨:
- リノール酸もしくはα-リノレン酸とエステル縮合して、ケルセチンのO-アシル誘導体を得た。これらのヒト由来乳癌細胞株MCF-7に対する阻害作用は、ケルセチンと比べて高まった。O-アシル誘導体は、癌細胞のアポトーシスを誘導する因子BAX/BCL2の比率を濃度依存的に最大化した。