ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

ケルセチンはSHP2/ROS/AMPK/XBP-1/DJ-1シグナル伝達経路を介するミトコンドリアのオートファジーを調節して、非小細胞肺癌の治療にてゲフィチニブが活性化した心筋細胞のパイロトーシスを阻害する

Effect of quercetin on inhibiting gefitinib‑activated non‑small cell lung cancer‑induced cell pyroptosis in cardiomyocytes via modulating mitochondrial autophagy mediated by the SHP2/ROS/AMPK/XBP‑1/DJ‑1 signaling pathway

要旨:
Vivo: ヌードマウスに癌細胞を移植した非小細胞肺癌のモデルに、ゲフィチニブ単独もしくはゲフィチニブとケルセチンとの組合せをそれぞれ投与した。非小細胞肺癌は心機能に大きな影響は与えなかったが、ゲフィチニブ単独投与群は心筋線維化が悪化した。ケルセチンの共投与は、ゲフィチニブがもたらしたSHP2の発現の低下・XBP‑1およびp‑STINGの過剰発現を逆転して、心筋線維化を改善した。Vitro: ゲフィチニブで刺激した心筋細胞にケルセチンを投与すると、ミトコンドリアのオートファジーを活性化して、活性酸素種を減少し、パイロトーシス関連のXBP‑1/DJ‑1を抑制した。