ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

ヒト骨髄性白血病KG-1細胞にてケルセチンは、抗アポトーシス遺伝子の下方調節とアポトーシス誘導遺伝子の上方調節により、アポトーシス促進効果を発揮する

Quercetin elicits proapoptotic effect through downregulation of antiapoptotic and upregulation of proapoptotic genes in human myeloid leukemia KG-1 cells

著作名:
Mahmoud Vahidi
Ali Noroozi-Aghideh
Atefeh Entezari
Majid Zamani
Yoda Yaghoubi
Ali Hassanzadeh
Adel Naimi
出典:
Annals of Cancer Research and Therapy
2021
29
96-101
DOI:
10.4993/acrt.29.96
キーワード:
急性骨髄性白血病
KG-1
アポトーシス
TRAIL
ケルセチン
要旨:
ヒト由来急性骨髄性白血病細胞株KG-1は、腫瘍壊死因子関連アポトーシス誘導リガンド(TRAIL)に抵抗性を示す。TRAILとケルセチンをKG-1に作用させる実験を行った。その結果、両者の組合せはそれぞれの単独処置時と比べて顕著に、アポトーシス誘導物質カスパーゼ類の発現を増大した。