ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

ケルセチンをモデル薬物とする、自己ナノ乳化によるBCSクラスIIおよびIV分子の溶解性向上

Spontaneous nanoemulsification for solubility enhancement of BCS class II and IV molecules, quercetin as a model drug

要旨:
ケルセチンの水溶性を向上すべく、自己ナノ乳化の条件の最適化を検討した。ナノ乳濁液は、水・オイル・界面活性剤・補助剤を一定の比率で混合するだけで簡単に調製でき、自己ナノ乳化であるため混合する順序は一般に重要ではない。ケルセチンの水溶性を最大化した界面活性剤は、プロピレングリコールであった。