小胞体ストレスとアポトーシスを腫瘍細胞に誘導する、子宮頸癌細胞へのケルセチンの効果とその作用機序
The effect of quercetin on cervical cancer cells as determined by inducing tumor endoplasmic reticulum stress and apoptosis and its mechanism of action
- 出典:
- American Journal of Translational Research
- 2021
- 13
- 5240–5247
- DOI:
- ?
- 要旨:
- 子宮頸癌細胞株HeLaをケルセチンで処置すると、時間および濃度依存的に生存率が減少した。ケルセチンは、アポトーシスの指標BaxおよびBcl-2を調節し、小胞体ストレスと関連するIRE1・p-Perk・c-ATF6も上昇させた。従って、ケルセチンは小胞体ストレスとアポトーシスにより、HeLaを死滅させることを示唆した。