ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

ケルセチンと没食子酸エピガロカテキン(EGCG)から成るナノワイヤーの合成における貧溶媒および乳化技術の比較: 物性評価と生物医学的応用

Comparative analysis of anti-solvent and emulsification techniques for the synthesis of quercetin-epigallocatechin gallate nanowires: Characterization and biomedical applications

著作名:
Ola M. El-Borady
Mohamed Moustafa Abdelaal
出典:
Process Biochemistry
2025
155
51-59
DOI:
10.1016/j.procbio.2025.04.010
キーワード:
ケルセチン
EGCG
ナノワイヤー
乳化
貧溶媒
抗菌活性
サルモネラ菌
相乗効果
要旨:
ケルセチンと没食子酸エピガロカテキン(EGCG)の両方の利点を利用すべく、2つの異なる方法でナノ組合せモデルを合成した。すなわち、乳化法(Mix1)と貧溶媒法(Mix2)を比較した。得られたナノモデルは両方ともワイヤー形状を呈したが、Mix1は凝集して粒子を付着したが、Mix2はより粗い形態であった。両者ともサルモネラ菌(ネズミチフス菌)における抗菌活性にて、ケルセチンとEGCGとの相乗効果を実現した。