ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

子宮頸癌細胞株HeLa中の、HPV-E6およびE7の下方調節を介したカスパーゼ依存性アポトーシスの誘導における、ルチンの役割の解明

Elucidation of rutin’s role in inducing caspase-dependent apoptosis via HPV-E6 and E7 down-regulation in cervical cancer HeLa cells

著作名:
Pratibha Pandey
Fahad Khan
Mohd Farhan
Asif Jafri
出典:
Bioscience Reports
2021
41
BSR20210670
DOI:
10.1042/BSR20210670
キーワード:
子宮頸癌
HeLa
ルチン
G0/G1期
カスパーゼ
アポトーシス
要旨:
子宮頸癌細胞株HeLa中における、ルチンの挙動を研究した。ルチンはG0/G1期の同細胞を蓄積して、生存率を低下した。ルチンはまた、蛋白質E6およびE7の発現を下方調節して、Baxの発現を増大させ、Bcl-2の発現は抑制した。その結果、チトクロームCが細胞質基質に放出され、カスパーゼ類の切断を伴うカスパーゼ回路が活性化された。