ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

ケルセチンは転移を低下させ、カスパーゼ-3非依存性細胞死を促進して、放射線に対する腺癌細胞の感受性を高める

Quercetin develops sensitivity of adenocarcinoma cells to radiation via lowering metastasis and promoting caspase-3 independent cell death

著作名:
L. Kma
T. J. Baruah
出典:
International Journal of Pharmaceutical Sciences and Research
2021
12
2842-2852
DOI:
10.13040/IJPSR.0975-8232.12(5).2842-52
キーワード:
肺腺癌
NCI-H23
ケルセチン
放射線
要旨:
肺腺癌細胞株NCI-H23を用いて、ケルセチンの単独処置と、放射線照射の併用を比較した。その結果、ケルセチンは同細胞に放射線増感効果をもたらした。両者の併用効果として、転移性蛋白質を減少させ、AKT1の発現を下方調節し、PTENの発現を上方調節し、カスパーゼ-3非依存的なアポトーシスを促進した。