ビタミンEとケルセチンとの共投与は、フッ化ナトリウムがラットに誘発した毒性を軽減する
Co-administration of Vitamin E and Quercetin Ameliorates Sodium Fluoride-induced Toxicities in Wistar Rats
- 出典:
- Asian Journal of Research in Biochemistry
- 2025
- 15 (3)
- 1-14
- DOI:
- 10.9734/ajrb/2025/v15i3382
- 要旨:
- フッ化ナトリウムを投与したラットは、血中のマロンジアルデヒド・AST・ALT・クレアチニン・尿素窒素が上昇し、カタラーゼ・SOD・グルタチオンは減少した。ビタミンEもしくはケルセチンの投与は、この様な異常を改善して、抗酸化作用に基づく肝および腎保護効果を示した。両者の組合せは、ほとんどの評価項目にてそれぞれの単独投与時と比べて良好な結果を与えた。