トーチジンジャー葉に由来するケルセチンおよびケルセチン-3-O-ラムノシドの、子宮頸部癌細胞株HeLaに対する細胞毒性
Cytotoxicity of Quercetin and Quercetin-3-O-rhamnoside of Etlingera elatior (Jack) R.M.Sm. leaves against HeLa Cervical Cancer Cells
- 出典:
- Journal of Applied Pharmaceutical Science
- 2021
- 11
- 85-90
- DOI:
- 10.7324/JAPS.2021.110512
- キーワード:
- ケルセチン
- ケルセチン-3-O-ラムノシド
- 子宮頸癌
- HeLa
- 要旨:
- 伝統医療で用いられているトーチジンジャー(etlingera elatior、ショウガ科の多年草植物)葉のエタノール抽出物から、ケルセチンおよびケルセチン-3-O-ラムノシドを単離し、その細胞毒性を調べた。子宮頸部癌細胞株HeLaの増殖阻害作用のIC50値は、それぞれ29.49および46.67 μg/mLであった。また、両者とも10 μg/mLの濃度で同細胞の遊走を阻害した。