ビフィズス菌とガセリ菌とを組込んだマイクロカプセルとケルセチンの併用は、発癌高感受性モデルマウスの結腸直腸癌の発症を阻害する
Microencapsulated Bifidobacterium bifidum and Lactobacillus gasseri in Combination with Quercetin Inhibit Colorectal Cancer Development in ApcMin/+ Mice
- 著作名:
- Iván Benito
- Ignacio J. Encío
- Fermín I. Milagro
- María Alfaro
- Ana Martínez-Peñuela
- Miguel Barajas
- Florencio Marzo
- 出典:
- International Journal of Molecular Sciences
- 2021
- 22
- 4906
- DOI:
- 10.3390/ijms22094906
- 要旨:
- プロバイオティクスとケルセチンとの組合せ薬効を検証した。ApcMin/+マウス(発癌高感受性モデル)にビフィズス菌とガセリ菌とを組込んだマイクロカプセルを8週間投与すると、結腸直腸癌発症の指標である異常陰窩巣と腺腫の、それぞれ45%と60%の減少を認めた。マイクロカプセルにケルセチンを追加して3成分とすると、より減少した57%と80%を示した。