ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

胃癌細胞株KATO IIIの酸化的なDNA損傷を介してケルセチンは、ドキソルビシン誘発性のアポトーシスを増加する

Quercetin Increases Doxorubicin-Induced Apoptosis Through Oxidative DNA Damage in KATO III Gastric Cancer Cells

著作名:
Mingxiang Chen
Chunxiao Duan
Jun Pan
出典:
Iranian Red Crescent Medical Journal
2021
23
e350
DOI:
10.32592/ircmj.2021.23.4.350
キーワード:
胃癌
KATO III
ドキソルビシン
ケルセチン
アポトーシス
要旨:
胃癌細胞株KATO IIIに対するドキソルビシンの細胞毒性を、ケルセチンは著しく増強した。ドキソルビシン単独時に比べて、ケルセチンを加えると、γH2AXの発現が増大し、癌細胞内の活性酸素種も増えた。また、それぞれの単独投与時と比べて、組合せがアポトーシスをより誘導した。