ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

インドメタシンがラットに誘発した卵毒性におけるケルセチンとオメプラゾールの役割

Roles of Quercetin and Omeprazole in Ovotoxicity Induced by Indomethacin in Wistar Rats

要旨:
インドメタシンとオメプラゾールを共投与したラットは、血中の卵胞刺激ホルモンおよび黄体形成ホルモンが顕著に低下して、卵巣毒性を示唆した。なお、インドメタシンの単独投与では、両者とも僅かに低下した。しかし、ケルセチンを加えた3成分の共投与では、両ホルモンの低下を抑制でき、ケルセチンは卵巣保護効果を示した。