ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

ヒト骨芽細胞様細胞の石灰化マーカーの誘導における、フラボノイド(単独または併用)の用量と時間の比較

Comparison of dose and time effects of flavonoids, alone or in combination, on the induction of mineralization markers in human osteoblast-like cells

要旨:
ヒト骨芽細胞様細胞Saos-2を用いて、フラボノイドが石灰化に及ぼす影響を検証した。タキシフォリン・ルチン・イソケルシトリン・アンペロプシンは他のフラボノイド(ケルセチン・ミリセチン・ピノセムブリン・ケンフェロール・EGCG・クリシン)に比べて顕著に、高いALP活性を示し、石灰化を誘導した。タキシフォリンと組合せると、ほとんど全てのフラボノイドで活性の増強を認めた。