レスベラトロールまたはケルセチンを含むκ-カラギーナンを基盤とする可食フィルムにて、ヤギ肉パティの保存期間を延長する
Development and Characterization of κ-Carrageenan-Based Edible Films Enriched With Resveratrol or Quercetin for Shelf-Life Extension of Goat Meat Burger Patties
- 出典:
- Journal of Food Science
- 2025
- 90
- e70277
- DOI:
- 10.1111/1750-3841.70277
- 要旨:
- κ-カラギーナンを基盤とする可食フィルムの添加物として、ケルセチンとレスベラトロールの2通りを検討した。物性を比較すると、ケルセチン添加の方が総ポリフェノール数が高く、ラジカル消去活性がより強かった。ケルセチン含有フィルムで包装したヤギ肉パティは、脂質酸化を抑制し、初期の色を保持し、中温好気性細菌の総数を14日目まで10 CFU/g未満に維持した。