クプリゾンが誘発した多発性硬化症のマウスモデルにおけるケルセチンの保護効果
Protective effect of the Quercetin on experimental cuprizone-induced Multiple sclerosis in Male C57BL/6 mice
- 出典:
- Current Research in Physiology
- 2025
- 8
- 100146
- DOI:
- 10.1016/j.crphys.2025.100146
- 要旨:
- クプリゾンで惹起した多発性硬化症のモデルマウスにケルセチンを投与すると、歩行スコア・オープンフィールドテストにおける横断回数・ロータロッド試験のスコア・前肢と後肢による懸垂・握力を有意に改善した。ケルセチンは血中のマロンジアルデヒド・TNF-α・IL-1βを減少し、SOD・GPx・総抗酸化能は上昇して、抗酸化作用と抗炎症作用を発揮した。