ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

ケルセチンは肺転移した骨巨細胞腫細胞にアポトーシスを誘導して、細胞毒性を示す

The cytotoxic effect of quercetin-induced apoptosis on lung metastatic cells from giant cell tumor of bone

要旨:
骨巨細胞腫は良性ながら時に肺転移する。骨巨細胞腫の治療法が手術である現状を鑑みて、天然物によるアポトーシスを考案した。ケルセチンは、肺転移した骨巨細胞腫細胞TIB-223の増殖を阻害し、IC50値は91.1 μMであった。ケルセチンはTIB-223にカスパーゼ-3を増加して、アポトーシスを誘導した。