植物由来でエピジェネティク阻害剤であるシリビニンとケルセチンの化学予防の可能性: アポトーシスに関連するシグナル伝達調節への関与
Chemopreventive potential of plant-derived epigenetic inhibitors silibinin and quercetin: an involvement of apoptotic signaling cascade modulation
- 出典:
- Future Journal of Pharmaceutical Sciences
- 2021
- 7
- 69
- DOI:
- 10.1186/s43094-021-00214-6
- 要旨:
- ヒト由来肺癌細胞株A549もしくはトリプルネガティブ乳癌細胞MDA-MB-468を移植したマウスに、ケルセチン、シリビニンそれぞれの単独あるいは両者の組合せを投与した。いずれも、腫瘍組織の拡張が顕著に阻害され、p53およびBcl2遺伝子の発現の調節により、癌細胞のアポトーシスを促進した。