ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

糖尿病性創傷における治癒効果の比較: ケルセチン粉末 vs. ケルセチンナノ粒子

Biochemical and pharmacological analysis of diabetic wound healing efficacy of quercetin powder versus quercetin nanoparticles

要旨:
溶媒蒸発法にて調製したケルセチンナノ粒子の粒径は29 nmで、ゼータ電位は−30 mVであった。糖尿病性創傷のモデルラットに塗布して、上皮化までに要した期間を比較した。対照群の14±0.48日に対して、ケルセチンナノ粒子は11±0.65日、ケルセチン粉末では12±0.65日であった。