ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

炎症性腸疾患の病原菌分離株へのケルセチンの抗菌活性と、結腸直腸癌への細胞毒性

Antibacterial Potential of Quercetin against IBD Bacterial Isolates and Cytotoxicity against Colorectal Cancer

著作名:
Sanjay Mishra
Damita Cota
Sunil Satyappa Jalalpure
出典:
Indian Journal of Natural Products
2021
35
16-18
DOI:
10.5530/ijnp.2021.1.4
キーワード:
ケルセチン
炎症性腸疾患
病原体
最小発育阻止濃度
最小殺菌濃度
結腸直腸癌
抗癌作用
要旨:
ケルセチンは、炎症性腸疾患の患者から単離した病原菌HM95・HM233・HM251・HM615のそれぞれに、5 mg/mLの最小発育阻止濃度と10 mg/mLの最小殺菌濃度を示した。ケルセチンはまた、ヒト由来結腸直腸癌細胞株Caco2・COLO.205・HT.29に濃度依存的な細胞毒性を示した。