ケルセチンによるナイルティラピアの急性カドミウムストレスの緩和: 成長・腸の健康・ストレスバイオマーカー・免疫応答の調査
Mitigation Exposed to Acute Cadmium Stress in Nile Tilapia by Dietary Quercetin: Exploring the Growth Performance, Intestinal Health, Stress Biomarkers, and Immune Responses
- 出典：
- Biological Trace Element Research
- 2025
- 203
- in press
- DOI：
- 10.1007/s12011-025-04686-y
- 要旨：
- ナイルティラピアを4群に分け、1) 対照としてカドミウムもケルセチンも投与しない、2) ケルセチンのみ投与、3) カドミウムのみ投与、4) 共投与の処置を60日間継続した。成長因子(IGF-1遺伝子・消化酵素・血液生化学パラメータ)は全て、2)が他群に比べて有意であった(P<0.001)。3)は4)と比べてHSP70・IL-8・IL-1βの発現が低減し、カタラーゼ・SOD・KEAP1の発現は増加しており、ケルセチンによる急性カドミウムストレスの改善を示唆した。