ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

サリチルアルデヒド-イソニアジドSchiff塩基とケルセチンを配位子に有する金属錯体の、DNAとの相互作用と抗菌活性

Scrutinizing the DNA interactions and antimicrobial potential of mixed ligand metal complexes incorporating salicylaldehyde-isoniazid Schiff base ligand and quercetin

要旨:
2種類の配位子(サリチルアルデヒドとイソニアジドとが縮合したSchiff塩基、ケルセチン)を有する金属錯体を合成した。4通りの2価金属を検討し、いずれも8面体構造を有していた。抗菌活性は、銅錯体が最も優れていた。分子ドッキングにて1BNA(生体内でも最も多く見られるDNAの部分構造)との親和性を検証したが、銅錯体が最も適していた。