ケルセチンを担持した酸化グラフェンナノ粒子: 合成・最適化・乳癌の治療
Quercetin-loaded graphene oxide nanoparticles: synthesis, optimization, and evaluation for breast cancer treatment
- 出典：
- International Journal of Applied Pharmaceutics
- 2025
- 17 (3)
- 243–251
- DOI：
- 10.22159/ijap.2025v17i3.53794
- キーワード：
- ケルセチン
- 酸化グラフェンナノ粒子
- 乳癌
- MCF-7
- 要旨：
- 界面活性剤にTween 80を用い、超音波照射下でケルセチンを担持した酸化グラフェンナノ粒子を合成した。酸化グラフェンの重量・Tween 80の濃度・照射時間をBox-Behnken実験計画にて最適化して、粒径86.9±0.46 nmのナノ製剤を封入効率88.6±2.3%で得た。ナノ製剤は乳癌細胞株MCF-7の増殖を阻害して、IC50値は126.20 μg/mLであった。