ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

ケルセチンはmiR15a/16の発現を回復して、in vitroおよびin vivoでの放射線耐性B-1細胞の生存を短縮する

Quercetin shortened survival of radio-resistant B-1 cells in vitro and in vivo by restoring miR15a/16 expression

要旨:
慢性リンパ性白血病B細胞と近い性質の放射線耐性B1細胞を用いる、ケルセチンの薬効評価。Vitro: B1細胞にケルセチンを加えると、miRNA15a/16を増大させ、Bcl-2を減少させて、正常レベルに近づけた。Vivo: B1細胞を移植した慢性リンパ性白血病のマウスモデルにケルセチンを投与すると、放射線耐性でありながら、腫瘍組織が増殖不可能になり、miRNA15a/16およびBcl-2レベルが正常化した。