ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

結腸癌にてイソラムネチンは、薬物耐性関連のバイオマーカーを調節する

Isorhamnetin Modulates Drug-Resistance-Related Biomarkers in Colon Cancer Cells

要旨:
イソラムネチンはヒト由来結腸癌細胞SW480およびHT-29の増殖を阻害し、IC50値は1.59±0.09および8.65±0.20 μg/mLであった。抗癌活性に加えて、イソラムネチンは薬物耐性に関連するABC(ATP binding cassette)輸送体の発現をmRNAレベルで減少した。SW480ではMRP5の発現を減少し、HT-29ではMDR1の発現を減少した。